第3回目は、昨年も大人気だった秋田県立大学の露崎浩先生の雑草ワークショップを実施しました!
今年は座学だけでなく、会場の船川北公民館の周りを歩きながら、身近な雑草について教えていただいた後、途中で採った食べられる雑草「スベリヒユ」の調理にも挑戦しました。
早速、外に出て、ワークショップスタートです!
子どもたちは、外に出た瞬間、遊具や虫が気になって仕方ない様子でしたが、露崎先生のお話を聞きながら、徐々に植物観察モードに。
「植物が生きていくために必要なものは何だと思いますか?」という露崎先生からの問いかけに、
「水」「日光」「空気」「土」
・・・・みんな一生懸命、回答していました。 ※正解は、後日発表します。少し考えてみてね。
今回の散策コースは左図の通り。
この範囲の中でも、たくさんの植物を見つけることができました。
今まで何もないと思っていた道にも、いろんな種類の植物があるんだと改めて発見しました(#^^#)
グランド内で見つけたイグサの仲間。
カヤツリグサは茎を上からも下からも縦に割くと四角い蚊帳のような形になる。
先生が持っているのが食べられる雑草、スベリヒユ。
船川北公民館のグランド裏にある桑の木。桑の葉は蚕の大好物。
もう枯れかけているが、これは盆花としてよく使われるミソハギ。紫色の花である。
子ども達からフランクフルトに似ていると大人気だったのが、ガマ。
これはタンポポの仲間のブタナ。ヨーロッパでは豚の餌になっているそう。
先が茶色い草がオオバコ。
踏まれても生き続ける生命力の強い雑草である。
これがスベリヒユ。
茎が赤いのが特徴。
これは野ぶどう。ぶどうといっても、これは食べられないそう。
この薄いピンクの花は、秋の七草のひとつ、藤袴。
茶色い部分はフワフワしている。
ツユクサは、きれいな青い色の汁が出る。青い絵の具のように、絵を描くことができる。
この黄色い花はマツヨイグサ。夕方頃に咲くので「宵待ち草」とも呼ばれる。
みんなでスベリヒユを採る。
途中で見つけた笹のような葉っぱを使って、草笛の作り方を教わった。
これは朴の木。この葉には殺菌作用があるので食べ物を包んだり食器代わりに使われる。
帰り道で見つけたのはガガイモ。白っぽい花とツルが特徴。
<スベリヒユの和え物のレシピ>
①スベリヒユをキレイに洗う。
②お湯を沸かして茹でる。
③包丁で細かくたたく。
④お好みの調味料と和える。
→完成!!
◎おススメの食べ方①「酢味噌和え」
=酢と味噌をお好みの分量混ぜ合わせる
◎おススメの食べ方②「辛子醤油和え」
=練り辛子と醤油をお好みの分量混ぜ合わせる