②お山かけに挑戦

第2回目のエリアは、男鹿市五社堂。

  男鹿では、昔から「お山かけ」と呼ばれる、男鹿三山(真山、本山、毛無山)を山越えする伝統行事があります。

 第2回目は、このお山かけに挑戦したいと企画しましたが、このコースは大人でも5~6時間かかります。今回は、小学生対象の五社堂から毛無山を登るA班と、年少の子ども向けに五社堂周辺を散策するB班に分かれて実施しました。


a班 五社堂~毛無山コース

 

 A班は、男鹿の山の貴重な植物、なら枯れなどの環境問題について話を聞きながらの約5時間のコースに挑戦しました。このコースのガイドは、1回目に引き続き、安田勲さんにお願いしました。

 

 子どもたちは元気に石段を上り、虫やきのこなどを発見したり、倒木で遊んだりしながら、山の自然を満喫していました。

 

 

 途中、山の中での携帯トイレの使い方について、安田さんから説明があり、実践した親子もいました。

 

 季節を通じた山の楽しみ方や、山の注意点や携帯トイレの使い方など、普段の生活では学べないことを学んだ1日となりました。 

B班 五社堂0段目~周辺散策コース

 

 B班は、男鹿半島・大潟ジオパークガイドの渡邊由紀子さんの案内で、五社堂周辺の名所を歩きました。

 

 あまり知られていない五社堂の0段目から、赤神神社の拝殿などの名所を、渡邊さん作成のシールラリーを埋めながら、楽しく歩くコースでした。

 

  

 

 五社堂までの石段は長く、小さな子どもには大変なコースでしたが、途中で休憩をしたり、姿見の井戸(左の写真)を覗いたりしながら、みんなで登りきることができました。

 

 また、みんなで登った五社堂の石段にまつわる伝説や歴史についても学ぶことができました。